永遠の奇跡 ~生まれ変わっても君が好き~



『わかった。すぐ行くから、蓮は、逃げろ。』

と、優しく言うと、電話を切った。

だけど、姉貴は、俺をかばって、
あんなになったんだ。
小さいなりに、いそいで、リビングに勢いよく入った。

すると、
母親は、虚ろな目で、

姉貴を見下ろしていて、

姉貴は、倒れ込んでいた。

姉貴は、俺に気づくと、