「いいよ。 お前気に入った、おもしいやつじゃん。 保健室連れてってやるから、 うでのばせよ。」 え?なんですと? 驚きながらとりあえず腕を伸ばしてみると、 背の高い二宮さんが、わたしの間に入ってきて、 そのまま、わたしを抱き上げた。