「いいね!私は賛成!」
私はそう言って軽く右手をあげる。
すると修は
さすが同志だ〜なんてハイタッチ。
そしてそこにある声が響く。
「仕事で忙しいのもあるんだが・・・」
そう旬は零した。
顔が引きつっている。
「え、そんなノリ悪りぃこと言うなって!
やろうぜ!」
郁斗もノリ気らしく、旬の肩をバシンと叩く。
いてぇよ、と旬。
そして呆れたようにため息をついて。
「だいたい、美園のときみたいなショー考えてんだろ?
そしたら俺の負担大きいだろうが。
デザイン諸々。」
そして私達に鋭い目線が向けられる。
う、なんて声が漏れた。
「要路も賛成だよな?」
逃げるように修が要路に問う。
「・・・まぁ、みんなが言うならやりたい、って気持ちはあるよ。
けど旬のことも一理あるし・・・。」
そう困ったように笑う。
うう、良い人。
すると修と郁斗が私の肩に腕を回す。


