そうして出会った茉莉江と駿は、ギャラリーの向かいの喫茶店で少しだけ世間話をしたあと、 「あたしさ、今は独立してお店持ってるんだ」 良かったら来る?──というので、都合がついたその日、駿はポケットバイクを走らせたのである。