な……なに!? よくもそんなこといきなり言えるなぁ! だけど…… 健吾君の言うことは最もだ。 あたしはギターなんてやったことがない。 このギターはおろか、普通のギターですらもったいないほどの技術しかない。 意気消沈した。 だけど…… 「だから俺は嫌だったんだ」 そんな健吾君の言葉を聞いたとき…… あたしの中の炎が燃え上がった。