三度の心停止って……尋常じゃないだろう!?
しかも、その後、さっきまで呼吸器って……気管挿管が必要な状態って……。
自力で息ができていないかったってことだろ!?
危篤。
そんな言葉が脳裏に浮かぶ。
その言葉を思い浮かべただけで、血の気がスーッと引いていく気がした。
「修学旅行中だったでしょう?」
至極当然といった口調で、おばさんは言う。
「だからって!」
修学旅行がなんだって言うんだ!?
……ダメだ。
ムキになってもダメだと思うのに、全然、冷静になれない。
「三度の心停止は短時間に起こって、心拍が戻ってからは安定していた」
「でも、挿管してたって……」
「呼吸状態は確かに良くなかったけど、命に別状はなかった」
そう話すおばさんも疲労の色が濃い。
ハルの心配をしているのは、オレだけじゃない。
オレがハルのためにって、お気楽に写真を撮ったり、斎藤や志穂とだべっている間にも、おばさんはきっと、仕事の傍ら、常にハルを心配していた。
分かってる。
それは、分かってるけど!!
それでも、知らせて欲しかった。
けど、連絡があったら、間違いなく、オレは修学旅行を放棄して飛んで帰っていただろう。
きっと、おばさんが言う通りなんだろうと思う。
言わないのが正解なんだろうと思う。大人としては。
けど、オレは大人じゃない。
早く大人になりたいと思っていたけど、こんな割り切りが必要なのなら、大人になんてなれなくても良い。
しかも、その後、さっきまで呼吸器って……気管挿管が必要な状態って……。
自力で息ができていないかったってことだろ!?
危篤。
そんな言葉が脳裏に浮かぶ。
その言葉を思い浮かべただけで、血の気がスーッと引いていく気がした。
「修学旅行中だったでしょう?」
至極当然といった口調で、おばさんは言う。
「だからって!」
修学旅行がなんだって言うんだ!?
……ダメだ。
ムキになってもダメだと思うのに、全然、冷静になれない。
「三度の心停止は短時間に起こって、心拍が戻ってからは安定していた」
「でも、挿管してたって……」
「呼吸状態は確かに良くなかったけど、命に別状はなかった」
そう話すおばさんも疲労の色が濃い。
ハルの心配をしているのは、オレだけじゃない。
オレがハルのためにって、お気楽に写真を撮ったり、斎藤や志穂とだべっている間にも、おばさんはきっと、仕事の傍ら、常にハルを心配していた。
分かってる。
それは、分かってるけど!!
それでも、知らせて欲しかった。
けど、連絡があったら、間違いなく、オレは修学旅行を放棄して飛んで帰っていただろう。
きっと、おばさんが言う通りなんだろうと思う。
言わないのが正解なんだろうと思う。大人としては。
けど、オレは大人じゃない。
早く大人になりたいと思っていたけど、こんな割り切りが必要なのなら、大人になんてなれなくても良い。



