14年目の永遠の誓い



「ハル、……充電させて」



オレはタクシー乗車前のハルを大切に、大切に、そっと抱きしめた。



「会えない3日間分」



恥ずかしがり屋のハルだけど、なぜか今日は抵抗しなかった。
その上、ハルもオレの背中にそっと腕を回してくれた。

けど、調子に乗ったオレがキスをしようとすると、



「そ、それはダメ」



と赤くなって両手でガードする。



「仕方ない、じゃあ、こっちで」



とガードをかいくぐって、頬にキス。

……していると、裕也さんにポカンと頭をはたかれた。



「はい、そこまで。またすぐ会えるだろ?」



隣の里実さんは、



「ホント、ぶれないわよね」



と、クスクス笑っていた。



「じゃ、じゃあね、カナ」



促されるままにタクシーに乗り、ハルはオレに手を振った。



「ああ、3日後にね。……裕也さん、里実さん、ハルをよろしくお願いします」



オレはハルに手を振ってから、2人に深々と頭を下げた。



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