14年目の永遠の誓い

オレが志穂に目を向けると、


「えー、だって、彼氏でもない男子と2人とか、微妙じゃない?」

「オレだって、女5人に囲まれて回るのは微妙だって」

「メグちゃんの猛烈アタック受けて、楽しそうにしてたクセにー」



メグちゃん……保坂恵美、確かに、そういうタイプ。
けっこう色気むんむんな感じで、スポーツマンタイプが好きなんだよな。

そっか、斎藤、楽しかったんだ。

と含み笑いをすると、



「あのなー、誤解すんなよ? せっかくの修学旅行で、あんまり冷たくしても悪いと思ってだなー」

「いやいや、拓斗くん、オレに言い訳はいらないから」

「っつーか、オレ、女の子に興味ないって、何回言ったら覚えんの、広瀬」

「いや、だから、オレはハル一筋で、拓斗くんの愛には応えられないって何回言ったら……」



と言うところで、斎藤の拳骨が飛んできて、近隣のクラスメイトが吹き出していた。

悪い、斎藤。

でも、おまえをからかって、ちょっと気持ち、明るくなった。



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