「ハル、間違えないで? オレ、説得のために、この話をしただけだよ?
オレだってハルが大事だから、おじさんたちと同じ気持ちはあるよ。
……だけどね、それ以前に、オレ、とにかく、ハルとずーっと、ずーーーっと一緒にいたくって、ハルと結婚したくて、そのために、……申し訳ないけど、……卑怯だけど、みんなのハルを想う気持ちを利用したんだから」
はあーーっと、カナは大きなため息を吐き、
「あー。幸せが逃げてく……」
とつぶやいた。
「おじさんにはね、それでも陽菜は嫁になんてやらんっ! って怒鳴られたよ。大事な娘をそう簡単にはやれないんだって。
……まあ、そうだよね。オレがおじさんでも、こんな可愛い娘、手放せない」
カナはそう言って、わたしの頬にキスをした。
「ははっ、涙、しょっぱい」
カナはぺろりとほおをなめる。
「……やっ! カ、ナっ!?」
突然のカナの仕草に驚いて、……そして、ようやく涙が止まった。
「あのさ、オレがこんなにも弱みにつけ込んでも、ハルのためには結婚は最良の選択だって分かっても、おじさん、結婚なんて許したくなかったんだよ?」
それがなあに?
「同情な訳ないだろ?」
「……あ」
思わず、カナの顔を見上げると、にこりと笑ってくれた。
「……でも、じゃあ、」
どうして、パパは結婚を許す気になったの?
オレだってハルが大事だから、おじさんたちと同じ気持ちはあるよ。
……だけどね、それ以前に、オレ、とにかく、ハルとずーっと、ずーーーっと一緒にいたくって、ハルと結婚したくて、そのために、……申し訳ないけど、……卑怯だけど、みんなのハルを想う気持ちを利用したんだから」
はあーーっと、カナは大きなため息を吐き、
「あー。幸せが逃げてく……」
とつぶやいた。
「おじさんにはね、それでも陽菜は嫁になんてやらんっ! って怒鳴られたよ。大事な娘をそう簡単にはやれないんだって。
……まあ、そうだよね。オレがおじさんでも、こんな可愛い娘、手放せない」
カナはそう言って、わたしの頬にキスをした。
「ははっ、涙、しょっぱい」
カナはぺろりとほおをなめる。
「……やっ! カ、ナっ!?」
突然のカナの仕草に驚いて、……そして、ようやく涙が止まった。
「あのさ、オレがこんなにも弱みにつけ込んでも、ハルのためには結婚は最良の選択だって分かっても、おじさん、結婚なんて許したくなかったんだよ?」
それがなあに?
「同情な訳ないだろ?」
「……あ」
思わず、カナの顔を見上げると、にこりと笑ってくれた。
「……でも、じゃあ、」
どうして、パパは結婚を許す気になったの?



