「ハルの浴衣姿のが、断然可愛いけどね」
ハルの柔らかい髪を優しくなでていると、愛しさが込み上げてくる。
「……カナは、可愛いとは違うし」
「そりゃ、」
と笑うと、ハルも笑った。
「続きも見てみて? 花火大会の写真は少ししかなかったから、一学期のイベントの写真を入れといた」
オレはハルを解放して、アルバムを持つハルの手に触れた。
「えー、いつのだろう?」
そう言いながら、ハルは次のページをめくる。
花火大会の写真数枚の後は、球技大会や遠足の写真が続く。
「……え、やだぁ、これ入れたんだ」
ハルは遠足の写真を見て、眉をひそめた。
行きのバスに酔って、前半はほとんどの見学をパスしてベンチで保健の先生と休憩。写真は少し回復した後半のもの。
それでも、顔色が今ひとつで、ハルは後から写真を見て嫌がっていた。
「ハルー、よく見てみて。ちゃんと可愛いから」
「んー」
明らかに乗り気ではないのに、それでもオレの言葉にちゃんと写真を見る素直なハル。
「……あれ? 青白くない」
「だろ?」
「なんで?」
「あの写真、光の具合が微妙だったし、ちょっとだけ手入れたんだ」
「そんなことできるの?」
「できるできる。別におかしくないだろ?」
「うん。すごく自然な感じ」
ハルは嬉しそうに笑った。
写真の中のハルも、志穂他、数人の女子に囲まれて、ちゃんと自然な笑顔を浮かべている。
ハルの柔らかい髪を優しくなでていると、愛しさが込み上げてくる。
「……カナは、可愛いとは違うし」
「そりゃ、」
と笑うと、ハルも笑った。
「続きも見てみて? 花火大会の写真は少ししかなかったから、一学期のイベントの写真を入れといた」
オレはハルを解放して、アルバムを持つハルの手に触れた。
「えー、いつのだろう?」
そう言いながら、ハルは次のページをめくる。
花火大会の写真数枚の後は、球技大会や遠足の写真が続く。
「……え、やだぁ、これ入れたんだ」
ハルは遠足の写真を見て、眉をひそめた。
行きのバスに酔って、前半はほとんどの見学をパスしてベンチで保健の先生と休憩。写真は少し回復した後半のもの。
それでも、顔色が今ひとつで、ハルは後から写真を見て嫌がっていた。
「ハルー、よく見てみて。ちゃんと可愛いから」
「んー」
明らかに乗り気ではないのに、それでもオレの言葉にちゃんと写真を見る素直なハル。
「……あれ? 青白くない」
「だろ?」
「なんで?」
「あの写真、光の具合が微妙だったし、ちょっとだけ手入れたんだ」
「そんなことできるの?」
「できるできる。別におかしくないだろ?」
「うん。すごく自然な感じ」
ハルは嬉しそうに笑った。
写真の中のハルも、志穂他、数人の女子に囲まれて、ちゃんと自然な笑顔を浮かべている。



