14年目の永遠の誓い


すかさず、しーちゃんが



「よっ、叶太くん、カッコいい!」



とはやし立てる。



え? なに? なんで、いつの間にか男の料理?



こんな話は初耳で、わたしは普通にみんなで料理すると思っていた。

だから、ビックリして楽しげなカナをまじまじと見てしまった。



「広瀬くん、男前っ!」



と、今年も同じクラスのりっちゃんも楽しそうに手を叩いている。



何がどうなってるのか分からず混乱しつつも、

そもそも……カナ、料理なんかできるの?

なんて、どこかで冷静に考えていた。

長い付き合いだけど、カナがお料理する話なんて聞いたこともない。



わたしと同じ疑問を抱いた男の子がいたみたい。

潮野くんは、焦った声でカナに突っ込んだ。



「おい、叶太、男の料理ってなに!? 大体、お前料理できるのかよ」

「できるよ?」



カナは当然のように胸を張った。



「これくらい作れなきゃ、だろ?」



別の男の子がその言葉に反応。



「え!? ダメ!?」

「ダメなことないかも知れないけど、やっぱポイント低いよな?」



カナの言葉に、そうそう、お料理上手の男子って良いよね~と、りっちゃんはじめ、女子3人が力強く追い討ちをかけた。



「みんな知ってたの?」



と、こっそり、しーちゃんに聞くと、



「ううん、面白そうだから、乗ってみただけ~」



と満面の笑顔が返ってきた。