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「レイはん、神無はん久しぶりに小隊で出えへん？戻ったことやし」
蜘夜はレインと神無月の所へ行って楽しそうに言う。
「確かにいいかもしれませんね。」
「…うん…でも、人数はどうするの？」
小隊は4人～8人までの人数で結成されている。
S-476小隊はレイン、蜘夜、神無月の3人元々は8人いたが、残り5人は先輩ですでに卒業している。小隊は在学中の生徒で、結成するため、人数が足りないのだ。
「それやったら、姫野はんと扇はんを入れた
らええやんか。」
扇は一時期風座真の配下になったため、学院の生徒として行動している。
グリムズの子供とばれないよう、学院では転校生ということになっている。
「夕ちゃんを？」
「…確かに姫野さんはどこにも入ってないのでいいかもしれませんが扇さんは誘われても断ってますよ？」
扇の年齢は19歳で本来なら卒業しているがそこはもちろん偽って、レインと同じ2年A組にいる。
