「私は剣術二刀流とポールウェポン。」

燐はもう決めていたため、すぐに答えた。

「やっぱり、そうきたかー」

とアーミャはニヤリと笑う。
それもそうだグリムズの任務はいつも一緒だったのだから。

「僕は剣術一刀流と弓術かな。」
「私は中距離魔法です。」
「俺は銃だな。」
「俺は長距離魔法だ。」
「えーとつまり、えーと」

一気に言われて頭を整理するアーミャ

「私が  剣術二刀流 と ポールウェポン
堺人が  弓術と剣術一刀流
カインが 銃
紅葉が  中距離魔法
柳が   長距離魔法
          
           分かった?」

燐が整理して、アーミャに言う。

「ありがとう、分かったよ。うちは近距離魔法と杖使用魔法にするから、みんなばらばらだねー」

いい具合に全員違う種目になった。

「小隊のほうは、どうする?エントリーできるけど、」

小隊のほうは、高等部の小隊やB~Sランクの小隊がほとんどエントリーしている。
そのため、中等部だけのメンバーの小隊がエントリーしても、無様に負けるだけと出ない小隊が圧倒的に多い。

「やってみるだけやってみないか?」
「それも、いいかもな。」

カインと柳はエントリーに賛成した。

「…めんどくさい。」
「まぁまぁ、個人もあって大変だけどやってみるのも悪くないとおもいますよ。」

燐はやる気なしで紅葉は賛成。

「じゃあ、エントリーするで決定!」

アーミャがそう言って、いつ取りに行ったのかエントリーペーパーに書いていた。

「全国代表戦に個人、小隊どちらも出場しても、個人がすべて終わった一週間後だしね。」

休養はばっちり取れる!とはしゃぐアーミャ

「とりあえず、まずは学院内代表選だな。」

燐たちは、気を引き閉めていた。

個人では、上級生や各大隊の隊長、夕凪、
小隊では、大隊の上位小隊  など、

    強敵がいるのだから。