才華龍学院 Ⅰ


「だけど、クーイ国と影国の戦いで、他の国が終戦を狙って攻めてきたの。影国は同盟国の光国に守ってもらえたけど、クーイ国は同盟国がいないから、3ヵ国を相手にしたの。」

湖詠弥は次を言おうとしたがそこでアーミャが口を開いた。

「3ヵ国をなんとか撃沈はできたけど、その犠牲でルグアス貴族は全滅したとされた。
だから伝説の貴族なのよねー。」

笑いながら話終えるアーミャ。

「けど、いるじゃん目の前に。」

燐の呟きにみんなは笑った。

「確かにな。でも、伝説の貴族の末裔がグリムズとはな。」

カインも苦笑しながら、言った。
同じクーイ国の者として。

「まったくだよー。あの後生き残り達はひっそりと生活してたけど、
犯罪グループ特に攻めてきた3ヵ国から狙われてたけど、そのときにグリムズの創始者達に誘われたんだって。」

アーミャは昔の話を言う。

このことは事実で、ルグアスの生き残りは海を渡り黒森都市に住んでいたのだ。

「鈴鐘もルグアスも黒森都市に関係していたんだな。」
「秋染と八夜も光国の通達役とかもあって、黒森都市に来ていたのよ。クーイ国の王族も黒森都市に来て和解したしね。」

湖詠弥の話にここにいる燐たちの祖先は黒森都市に何らかの意味で関わっていたのだ。