「さて、何から話そうかしら。」
湖詠弥は考え込むように腕を組む。
初めて会ったときに湖詠弥が言っていたことを話してくれることになった。
「私の出身は知ってる通り存在しない国、カーシャ国の集落出身。まだ集落に居たときよく、光国とクーイ国それと、今はない影国の話を教えてくれたの。」
それは、生き残りの2人から受け継がれている話だ。
「カーシャ国は月島特殊部隊に滅びたのだけど、カーシャ国は代々毒の魔法が得意なの。私も堺人も毒の魔法は受け継がれてる。
だから、月島特殊部隊が来たときも毒の魔法中心で攻撃したらしいの。
けど、毒は最初だけしか効かなかったの。」
「それって普通ではないのですか?」
何がおかしいのだろうか?
紅葉は頭をかしげた。それは当たり前だ。
毒は調べれば解毒剤ができるそのため毒は最初しか使えない。
「んー確かにね。でも、カーシャ国があったのは毒の魔法のおかげなのよ。毒はすべてカーシャ国や個人のオリジナルなの。その兵が10人いたら、少なくとも5つの解毒剤を作らないといけないからね。それが国単位だよ?」
「…確かに。滅ぼすには…無理だね。」
柳と紅葉は頷いた。堺人とカインはどうやって滅ぼしたのか考えていた。



