「ところで、私たちが来たのは分かるね?」
「はい。ハーメルンですね。」
「そう。ハーメルンについて。」
いつのまにか飲食店には人がいなくなっていた。陰が人避けの魔法を使ったのだ。
そのため、極秘任務についてや情報も話せる。
陰と陽に扇、夕凪、(いちを燐とアーミャも)が才華龍学院の学院長に一時期配下に入ったことを、
「なるほど、了解です。僕と陰は扇さんの部下ですけど、学院長の命令も聞いたほうが?」
「基本は私の命令で行動。緊急時は学院長の命令も受けると思うけど、グリムズの掟外でね。」
グリムズの掟にグリムズ以外の戦力、権力などグリムズを裏切ることは一切を禁ずる。(干渉も禁ずる。)というものがある。
「今回は異例だから『任務以外』となるけどね」
「…了解。」
陰は短く頷く。神無月と同じく無表情に無口だ。
(陰も殺も神無月って人もなんでこう無表情に無口がおおいのかね。)
やれやれとため息をつく扇。
「で、ローグレン魔法学院はどうなの?」
「…クーイ国担当からは任務完了…」
「そう。あとは戦力集めね。」
ローグレン魔法学院でも才華龍学院と同じく一時期グリムズの子供(チーム)が一時期配下に入った。
「むこうは紅(くれない)たちか。」
あることを思い出したのか苦笑していた。
「扇さんがきたのはそれだけじゃないのでは?」
陽は分かっていても扇に聞く。
「分かってるくせに。ハーメルンとの戦いを予測してグリムズ第1扇部隊主要メンバー収集。ハーメルンの情報をまとめておくこと。あと部隊は殺、蝶以外の主要メンバーだけ絶対ね」
「「了解」」
陰と陽は膝をついて承知した。



