才華龍学院 Ⅰ


これから月島特殊部隊の隊員は訓練や任務があったりして燐たちはその場から黒森都市の中心街に移った。

「華龍都市とはやっぱり違うねー」

アーミャは目を光らせてあちこち見る。
燐も珍しく周りを見ていた。

「はっきり言うと華龍都市よりずっといい」

華龍都市より自然が多く、人が少ない為人酔いは無さそうだ。

燐たちは色々なお店を見て回っていた。

不意に燐が立ち止まってあるお店を見ていた。詳しく言うと窓ガラスのむこうに飾られてあるペンダントを。

「気になるの?」

燐が立ち止まったことに気づいて声をかける。

「……別に……」

そう言ってアーミャたちを追いかけた。

「桜球鈴?」

燐が見ていたのは桜柄の球体をした鈴のペンダントだ。

「昔、誕生日のとき師匠から鈴もらったことがあるんだよねー。」

いつのまにかアーミャは堺人の隣に来て桜球鈴のペンダントをみながら言った。

「1週間後、燐の誕生日だしねー」

そう言ってアーミャは紋白蝶へとかわった。アーミャ得意の魔法だ。

堺人はその場でじーっとペンダントを見てから燐たちの所にもどった。