才華龍学院 Ⅰ


「それで名前は何て言うの?」

朱里は乗り出して言う。

「そういやまだ言ってなかったな。」

堺人は燐を見た。それに気づいて燐は短く

「鈴鐘 燐」

無表情でめんどくさそうにしている。

「アーミャ・ルグアスだよ。」

アーミャは不適な笑みをうかべながら朱里たちがしていたこと(殺気など)をほとんどそのまま返す。

「秋染 紅葉です。」
「八夜 柳だ。」

こちらの2人も少しばかり警戒している。

「へー。鈴鐘とルグアスかー」

朱里は面白そうに誰にも聞こえない声で呟いた。

鈴鐘とルグアスもだが秋染と八夜のことも、元影国内では有名だ。朱里以外の3人も興味深そうまたは面白そうにしている。

そんな表情を読み取った燐は後がめんどくさそうだ。と逃げようとする。

燐の行動をよく知るアーミャは燐の手首をつかむ。

『逃げちゃーダメだよー?』

いつもより圧力をかけてテレパシーで燐に言う。

『うぅ…はい。』

燐はアーミャの言葉に逃げることを諦めた。

燐の行動(主に逃げることです)を阻止できるのは扇とアーミャの2人ぐらいしかいないだろう。