「それで名前は何て言うの?」
朱里は乗り出して言う。
「そういやまだ言ってなかったな。」
堺人は燐を見た。それに気づいて燐は短く
「鈴鐘 燐」
無表情でめんどくさそうにしている。
「アーミャ・ルグアスだよ。」
アーミャは不適な笑みをうかべながら朱里たちがしていたこと(殺気など)をほとんどそのまま返す。
「秋染 紅葉です。」
「八夜 柳だ。」
こちらの2人も少しばかり警戒している。
「へー。鈴鐘とルグアスかー」
朱里は面白そうに誰にも聞こえない声で呟いた。
鈴鐘とルグアスもだが秋染と八夜のことも、元影国内では有名だ。朱里以外の3人も興味深そうまたは面白そうにしている。
そんな表情を読み取った燐は後がめんどくさそうだ。と逃げようとする。
燐の行動をよく知るアーミャは燐の手首をつかむ。
『逃げちゃーダメだよー?』
いつもより圧力をかけてテレパシーで燐に言う。
『うぅ…はい。』
燐はアーミャの言葉に逃げることを諦めた。
燐の行動(主に逃げることです)を阻止できるのは扇とアーミャの2人ぐらいしかいないだろう。



