才華龍学院 Ⅰ


「……ダーイン?」
『そう。この人はダーイン…ダーインスレイヴだよ』

3歳になった燐は言葉を理解するようになった。
そしてすでに上級魔法をマスターしていた。

『それで、俺は鍵月。』
「鍵月!父上の契約武器」

燐はあまり表情に出さないが声は楽しそうだった。

『じゃあじゃあ、私は~?』

天名は自分を指差して燐にとう。

「天名!母上の契約武器。」
『そうだよ!そうだよ!』

天名は嬉しくなり飛び上がっていた。

『じゃあ私は?』

ダーインスレイヴは鍵月と天名を呼ぶことに嫉妬して、燐にとう。

「ダーイン!私の契約武器~!」

燐はダーインスレイヴのもとに行って抱きつく。

『かっ可愛い~』

ダーインスレイヴと天名は抱きつく燐を見て惚れていた。

『はいはい、休憩はここまで!続きをするぞ』

鍵月は手を叩き、ダーインスレイヴと天名を現実に戻す。

『そうね。今日は上級魔法は復習したから…契約武器を呼んでみようかしら』

ダーインスレイヴは人差し指を立てて言った。

「契約武器……アルディナ?」

燐は最近契約した薙刀の武器…アルディナのことを思いだしダーインスレイヴを見る。

ダーインスレイヴは そう! と言って言葉を続ける。

『まず詠唱をして、頭の中で契約するときの武器をイメージするの。』

燐は眼をつむり想像する。
契約のときに見たあの薙刀を。

「大地の名をもつ者よ、その刃を突き刺し、

 大地を震わせろ! アルディナ!」

燐は右手を前にかざすと薙刀のアルディナが出てきた。

「やったー!」

成功したことに大喜びの燐。
一発で成功させたことに驚く鍵月と天名。
これほど早く契約武器を召喚どきるとは流石に思っていなかった。

『やっぱり殺はすごいわね。』

ダーインスレイヴはただただ嬉しかった。