翌朝、順位決定戦 2日目。
「昨日、暁兄妹がここら辺を偵察してたよ。」
燐は眠そうな顔で堺人に報告した。
そして、アーミャがA-776小隊を追跡し、拠点だろう場所を見つけたらしい。
そして、今も追跡中だ。
「あっ、動いた。こっちに近づいてる。」
アーミャは目をつぶり集中している。
「……よし、このままA-776小隊をやろう。」
堺人が言うと燐たちは頷いた。
そして、動こうとしたところで燐が声をかけた。
「ここは私とアーミャだけでやる。」
急にそんなことを言うものだから堺人たちは驚き、怒りもあった。
「どういうことだ?なぜ2人でやる?」
柳が怒りぎみの声音でとう。
「……そうしないと、師匠は倒せないから。」
「それは言えるかもね~」
燐の答えにアーミャは納得した。
「師匠は系統魔法を全て完璧に使えるし、夕凪さんは誰にも気づかれない魔法を使う。
それに加えてウルマス・サリアン。
ここで、戦いを長引かせるのは危ないんだよね~」
アーミャは枝を拾って、手でクルクルと回した。
「でも、さすがに任務してないからなまってるだろうし~後ろから援護お願いしてもいいかな~」
「…てこと。」
燐とアーミャはそれぞれ契約武器を召喚して堺人たちを見た。
ムスッ としていた堺人は ポカーン としていたがやがて、笑顔で二つ返事をした。
「もちろんだ!」



