才華龍学院 Ⅰ


「どう?」

アーミャは周りを警戒しながら燐を見た。
燐は魔力を感知するため、集中していたがアーミャの声でそれを解除した。

「あった……と思う。魔力が異常に高かったし……怪しいんだよね」

燐は腕を組み、手を顎にあてる。

『扇班、怪しいところなし、そっちは?』

ちょうど扇から通信が入った。

『陽班、怪しいところ見つけました場所は○○です。』

『人数120人うち、2人は出入り口前、もう2人は階段を上がってすぐの曲がり角に』

『了解。すぐにつく。』

扇はそういってテレパシーをきった。

まもなくして扇、夕凪、楓、薬が到着。

「ここかー……確かに怪しいね。」

扇はアジトらしき建物を見る。外からは普通の家にしか、見えない。

「殺、魔力は確かなのね?」

扇がとうと、燐は頷く。

もしこの建物がアジトだとすれば、魔法が発動したら察知される可能性があるため、魔法は使えない。

そのため、探知系の魔法もできない。
このときの燐のような感知タイプがいるとうれしい。

【陰と陽はそのまま中に……私たちは待機。】

手でそのように合図をし、陰と陽以外はその場から少し離れた場所へいった。