才華龍学院 Ⅰ


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一方堺人たちは、カイン、柳と一緒に部屋で暇していた。
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燐とアーミャは姿を消し、紅葉は風邪気味で自室にこもっている。

「紅葉は大丈夫なのか?」

カインは柳にとうと、柳は頷いた。

「大丈夫だ。元々体は弱い方だからな」

その事に以外に感じる堺人とカイン。
大抵、魔力が多い者は体は丈夫であるという人が多いからだ。

逆に紅葉は大量の魔力を制御できず、体調を崩すこともある。

「ところで、燐とアーミャはどこに行ったのやら」

カインはため息をつく。それは堺人も同じであった。

なんとなく、グリムズ関係ではないかと思うが最近はそのような噂は流れていないため違うだろうと考える。

「ま、何事もなかったらいいんだがな。」

カインの言葉にうなずく堺人と柳であった。

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燐たちは全員集合したため、今は移動中。

『まず、華龍都市からね。陰』

扇はテレパシーで言いながら陰を見る。陰は頷きテレパシーで話す。

『華龍都市のハーメルンは156人……世界的に人数は少ない』

陰の静かな声で簡単な情報を渡す。

『人数は少ないけど、1人1人の力はハーメルン全体でも高いんだ。』

陽が付け足すように話す。

『さて、まずはアジト探しだ』

扇は人差し指で右、次は左に向けた。

ちょうど、曲がり角が左右にあった。
燐とアーミャ、陰と陽は右に、
扇、楓、薬、途中で合流した夕凪は左に曲がった。

『見つけ次第、すぐに連絡すること』
『『了解!』』

こうして、ハーメルンのアジト探しを始めた。