少ししてから、女子4人は眼を覚ました。

「おっ!起きたな。気分はどうだ?」
「大丈夫ですわ。…私達負けたのですか?いやそんな」

まだ、信じきれていないらしく負けを自分自信認めていないようだ。

「お前たちは鈴鐘に負けた。」
「そんな…たかが孤児のぶんざいで…」

圭が言ってもまだしんじきれていないようだった。

「では、なぜ気絶していたのかな?それは負けたからではないのか?」
「それは…」

圭が容赦なく問う。
そんな光景を見ていた、燐、堺人、アーミャ、カインが

「「「「わーかわいそう(だな)」」」」
     (燐は棒読みです)

と心のなかで言葉がいっちするのだった。

「このさいだから、言っておく。全員聞け!

この学院は各学年の上位6名しか使えない場所やランキング上位者しか受けられない授業だってある。

逆に下位になればなるほど学院内の立ち入りが禁止になる所もある。

それは貴族だろうと平民だろうと関係ない。貴族だからといってすべてができるわけではない。

試合だって、孤児が勝ってもそれが実力の差だ。
この学院にいる孤児達は結構強いからな。
お前たちが鈴鐘に勝ちたいのなら実力をつけろ。

それだけだ。


この学院に平等なんてないぞ。」

圭の言葉に演習場がシーンとなる。圭はいつも通りになり

「といっても、下位は学年全体でのことでうちのクラスはどちらかというと上位だろうな。

けど油断しているとBやCクラスに抜かされるかもな。
そうならないよう魔法の練習を再開するぞ!」

『はい!!!』

そしてまた、魔法の練習が始まった。