才華龍学院 Ⅰ


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燐は扇を呼んだあと、可憐の鏡化幻を完全に解いた。

「なにかあった?」

アーミャは燐が魔法を使ったことに気づいていた。

「蜘蔬さんたちが来てた。」

燐はアーミャ以外に聞こえないよう小声で言った。

そのことに驚くアーミャ。
蜘蔬たちはグリムズにある学校の教師なのであまり外(グリムズ以外の都市や国)には出てこない。

というより、本人たちは出たくないらしい。

「どういう風の吹き回しなのかなー」

アーミャは腕を組、考え

「あの3人が出てくるくらい、今回の標的たち(敵)は強いみたいだね。」

と、結論をだした。

「でも、実際そうなんじゃない?標的はハーメルン&強力魔獣だし。」
「ああ~」

アーミャがつけたすと燐は納得した。

「そろそろ、感覚戻さないとね。」

燐の言葉にアーミャも頷く。
その顔は笑っておらず真剣そのものだった。