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燐は扇を呼んだあと、可憐の鏡化幻を完全に解いた。
「なにかあった?」
アーミャは燐が魔法を使ったことに気づいていた。
「蜘蔬さんたちが来てた。」
燐はアーミャ以外に聞こえないよう小声で言った。
そのことに驚くアーミャ。
蜘蔬たちはグリムズにある学校の教師なのであまり外(グリムズ以外の都市や国)には出てこない。
というより、本人たちは出たくないらしい。
「どういう風の吹き回しなのかなー」
アーミャは腕を組、考え
「あの3人が出てくるくらい、今回の標的たち(敵)は強いみたいだね。」
と、結論をだした。
「でも、実際そうなんじゃない?標的はハーメルン&強力魔獣だし。」
「ああ~」
アーミャがつけたすと燐は納得した。
「そろそろ、感覚戻さないとね。」
燐の言葉にアーミャも頷く。
その顔は笑っておらず真剣そのものだった。



