才華龍学院 Ⅰ


燐とアーミャに攻撃をした2人はそのまま堺人たちに向かった。

それを追おうとした燐だが後衛の2人が立ちはだかった。

「悪いがお前達は俺達の相手をしてもらうぜ。」

短剣を持った男がそう言ってニヤニヤする。

「堺人。」
『分かってる。大丈夫だからあとの2人よろしく!』

堺人は燐に優しく言った。

「了解!」

燐は堺人たちを信じてアーミャとともに男2人に立ち向かった。

「風雪絶 (ふうせつぜつ)」

男は風の中級魔法で紅葉に攻撃する。
だが、風の魔法は紅葉の得意魔法だ。風雪絶を止めることなんて簡単すぎる。

「熱風暑焼!」

冷たい風吹は暑い熱風によって消滅した。

そもそも中級魔法と神級魔法では圧倒的に神級魔法のほうが強い。

「紅葉!後ろだ!」

堺人の声で紅葉が後ろを見ると土属性の魔法がこちらに向かってきていた。

「乱岩阻止 (らんがんそし) 」

土属性の岩の固まりは柳の最上級の魔法によって砕けた。

それを見て紅葉は柳の方を向くと柳は頷き、紅葉も頷く。

「鎌鼬! (かまいたち) 」

紅葉は前にいる男に向かって魔法を放つ。

鎌鼬は目に見える風ではあるがそのスピードが中級や上級の魔法と比べて速いため神級とされている。

「今だ!!」

前の男はやられたがその男に集中していた紅葉の隙を後ろの男は狙った。

「フリージングアロー」

堺人は氷王弓を素早く召喚し、矢を放つ。

それが当たった男は矢からどんどん体が氷結していき、やがて全体が凍ってしまい地面に倒れた。