才華龍学院 Ⅰ


午後の試合が始まり、昼食をとった観客が帰ってくる。

『次は、唯一Dランクを倒し勝ち上がったE-017小隊!!!!!!

対するは Eランクから飛びでCランクに昇格した強者小隊 C-077小隊!!!! 』

燐たちの反対側から、C-077小隊のメンバーがフィールドの中心に向かってくる。

全員中等部2年で構成されている。そして、全員男子である。

『それでは、試合開始です!!!』

由瀾の声で燐たちはかまえる。

「せい!!」

すると、物凄い速さで男1人が燐に向かって腕を振るう。

    ガッ ガッ

燐はそれを軽々と避けたり受け止めたりする。

どうやらこの男は体術系らしい。

(筋がちゃんと通ってる……飛びで昇格は確かに頷ける)

燐は攻撃を受けながらそんなことを考えていた。

(でも、やっぱりまだあまい。)

    バッ!

燐は次の攻撃も軽々とよける。

「なぜ当たらないんだ!」

男は1つも当たらないことに苛立ちがつのってくる。

「アウトだね。」

燐は ハァ とため息をついた。