才華龍学院 Ⅰ


『堺人ー。うちら攻めるけどいい?』

アーミャは通信機から堺人に許可をお願いする。

『いいけど、崩さないようにね。燐とアーミャがむかったら柳…援護してくれ、カインは待機。紅葉は僕と少しずつ近づく。』

『『『『『 了解!! 』』』』』

そして、燐とアーミャは動いた。

「久しぶりにできるー」

アーミャはやる気満々だ。

「っくるよ!」

Dランク小隊の前衛の1人が叫ぶ。

そして、アーミャと燐は前衛3人に向けて武器を構えた。
    . . . . . .
   ように見えた。

        スカッ!

前衛3人が武器を振ったが燐もアーミャも体がすり抜けた。

『堺人、柳、前衛やっちゃってー』

アーミャから通信があったため堺人と柳はすぐさま前衛3人に氷王弓の氷の矢と土属性の魔法で攻撃。

「きゃあ」

前衛3人はあっけなく撃沈。

妙なのはその3人だ。
堺人と柳の攻撃に全く反応していなかった。
そして、攻撃に気づいたのは当たったとき。
もう遅かったのだ。

「なんで!」

前衛3人のうち1人が気絶する前につぶやいた。

アーミャの得意魔法……幻術がいつのまにか発動していた。

燐とアーミャは既に中衛に向かっていたが武器は持っていない。

「なめてんの!」

その姿を見て怒る中衛の2人。

そのとき、燐に向かっていくつかの魔法が来た。

ぶつかって煙が出てきた。そのとき、先程の魔法が放った後衛3人それぞれに返ってきたのだ。

違うことと言えば 威力 が増していた。

煙のせいで何が起きたのか分からないため、対処しようがなく後衛3人はギリギリのところでよけた。

「このっ!」

一方アーミャは中衛の3人を相手していた。

「燐~」
「わかってる。」

そういって燐は喚具魔法で小刀2つ召喚すると中衛の2人は軽々よけ、背後から後衛の1人がアーミャを狙って魔法を放とうとしたが、
. . . .
アーミャの姿はなかった。

どこにもいない。すると空中から声がした。

「水圧覇(すいしょうは)」

水属性の神級魔法を上から雨が降るように放った。

だが、雨ではなく滝のようになってはいるが名前の通り水圧がすごく 普通に受けても倒れるのにそれを上からとなるとさらにきつい。

「しっシールド!」

慌ててシールドをはるにも呆気なく砕け中衛2人は気絶。

残りは3人だ。