才華龍学院 Ⅰ


「お疲れ燐、あとおめでとう。」
「ありがとう。はー疲れた」

蜘夜相手に戦ったのもあるが、大きくは双可を使ったことだろう。

燐と堺人はいつものように共有部屋のソファーにいた。

「まさか、蜘夜さんに勝つとはなー。」

蜘夜はウルマス・サリアンの中でも超攻撃型だ。さっきの試合もハードだった。

「んー……私も双可を出さないといけないのは久しぶりだったかも……」

燐はクッションに顔を沈めながら言った。
相当疲れている。

「そうか。……じゃあ蜘夜さんより強い人と戦ったことあるのか?」

堺人は燐に問うてみた。久しぶりに と言ったからだ。

こういうのは気になるものだ。

「……標的ではなかったけど……でも、性格とかは蜘夜さんと似てるね。」

燐は苦笑いをする。あまり思い出したくないようだ。

(というか、蜘夜さんそのものだよ……血も繋がってるし……)

あきらかに蜘蔬のことをさしている。

「へー!……そろそろ寝るか?」
「うん。寝る……寝たい。」

ふぁー とあくびをしながら自分の部屋へと向かう。

「おやすみー」
「おやすみ。」

燐は堺人に手を降り自分の部屋に入った。
必要最低限の物しかなくどこか寂しいような部屋だ。

「最近、任務無いな……やっぱり情報が集まってないのかな」

独り言をいいながらベットの中に入った。
眠気はすぐにきて、眠りについた。