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『さー!いよいよ学院内代表選 個人競技 最後の試合!ポールウェポン部門!!!!! 今年の優勝者は誰だ!!!!!』
個人競技の最後であるため、中等部、高等部全員が見に来ているだろう。
そのため、歓声はいつもの2、3倍はある。
『今年初出場にして、剣術二刀流部門では見事に優勝!!!中等部1年 鈴鐘 燐選手!!!
対するは、昨年の優勝者であり、闇暮らし、
ウルマス・サリアンの異名をもつ!
高等部2年 冬枯 蜘夜選手!!!』
名前を呼ばれフィールドに入ると度々歓声があがる。
燐は内心 うるさい と思っていた。
静かなところが好きだからだ。
『それでは試合開始です!!!!!』
珠南の声で2人は構える。
「見えぬ闇に暮らすものよ、その闇を呪い、
隠れ息を潜めるものよ、
契約のもと、姿を現せ
影隠の大鎌 (ようおうのおおかま) 」
蜘夜は真っ黒で自分の背丈を軽々こえる多きさの鎌を召喚する。
蜘夜の相棒とも言え、蜘夜の能力(得意魔法)を最大限に引き出せる武器だ。
「ほんま楽しみやわぁ。」
蜘夜はヒヒヒと笑うがそれは不気味に思えた。
「燐はんはアルディナやろ?」
大鎌をくるくると回しながらきく。
それを見ながら燐は迷っていた。
影隠の大鎌は神級の武器だ、手加減はできない。かといって、 . . . .
自分も神級それかそれ以上で戦うか。
「……アルディナ」
結局燐は蜘夜の言う通り最上級のアルディナを召喚した。
しかし、
「……っ!」
パキン
召喚した矢先に蜘夜があっという間に距離をつめ、たった一回でアルディナをへし折ってしまった。
「あとがないでぇ?」
ニヤッと笑い大鎌を燐の首筋にあてる。
『おっと!これは後がないのでは!!燐選手どうするのか!!!』
ルールではポールウェポンであれば違う武器を出すことが許されている。
アーミャ以外の全員はこれで終わったと思うだろう。誰も燐の実力を知らないから。
「はー。使いたくなかったんだけど……」



