才華龍学院 Ⅰ


銃部門では弓術部門とは反対に貴族の選手が多かった。

中・高関係なく言っても、孤児は1、2人ほどしかいなかった。

『なんと、クーイ国からの留学生であり、クーイ国第4王子がエントリー! 中等部1年
カイン・リャッカ・クーイ様!!!!! 対するは
光国№3貴族 中等部3年 笹倉 海(かい)選手!!

それでは、試合開始です!!』

笹倉 海はカインと同じクラスの笹倉 海星の兄。そして中等部2年の順位1位 油断はできない。

「王子とやるのは気が引けるな。」

海はそう言いながらも上級の契約武器をだした。

青色を基調としたハンドガンだ。

「顕現せよ、
  数多の輝きをもつ、清き火の神よ、

      スヴァローグ。」

カインは赤と黒を基調としたハンドガンを2丁召喚した。

スヴァローグは銃になり、剣にもなる神級の契約武器だ。

『カイン様、神級の契約武器を召喚した!さすが王子ですね。』

珠南と観客たちはそんなに驚いていなかった。
王子である以上神級はあり得るのだからと。

「なんか、寂しいなこれ。」

アーミャや燐、ふれなかったが堺人のときも、盛り上がりはあったのだ。

だがカインのときは当たり前だということがあり、やっぱり といった表情が多かった。

なんとも寂しいカイン。

「だけど、スヴァローグは負けないぜ!」

気合いを入れるカインだった。