次の日
今日は学院内代表選2日目。
今日は
午前に弓術部門、銃部門
正午に長距離魔法
午後に中距離魔法 となっている。
「弓術ってなんか、シーンとしてそう。」
燐たちは会場にいた。
「確かに。ぱっとしないんだよねー」
アーミャは弓術に関しての本をもっていた。
弓術はフィールドのある範囲より外側から攻撃をすることになっている。
「弓術って俺らの国じゃあ階級が低い兵士がもってたよな。」
「うん。そうだったね。」
カインとアーミャは自分の国であるクーイ国での弓を思いうかぶ。
「今じゃ銃が主流だよな…まー魔法がないとできないけど。」
カインの言うとおり、現在の戦争は魔法での戦争ばかりであって、
銃も金属の弾丸ではなく魔力で作られた弾丸を使用する。
そのため魔法が使える者しか使えない。
だが、弓術よりも銃のほうが使いやすいため、ほとんどの国が銃が
(長・中距離の武器では)主流となっている。
「光国もそうですよ。私達忍の一族は使いませんけど、それ以外は銃ですね。」
紅葉も肯定する。
ではなぜ堺人は弓術を使うのかと疑問が残る。
相性もあって使う者も中にはいるがわずかしかいない。
. . . .
「光国では銃だよ。でも、影国は弓。」
燐は皆が悩んでいるなか淡々と言う。
「えっ…そうなの!」
アーミャはびっくりする。銃を主流にしない国は、はっきり言ってないと思ったからだ。
「確かに他の国から見るとそうだよ。
でも、影国は違う。そもそも、クーイ国とは全く違う形だし進展も違う。」
燐は最小限のことしか言わなかった。