才華龍学院 Ⅰ


『剣術二刀流では見事に学院代表の1人になりました 鈴鐘 燐 選手!
そして相手は昨年は4位で学院代表になりました ユリア・アーリズ選手!』

「ぅぉぉぉおおおおおお」

『それでは、試合開始です!』

始まるに燐の心のなかでは、

(また昨年代表者…めんどくさ)

と、ため息をつく。なんとも運が悪い。

「我が身に来たれ 赤火奈(あかびな)」

そこに、赤色の大鎌が現れた。

中級契約武器だ。

「黒の次は赤…ね。」

戦う気が全くないように見える燐だが、これでも相手の武器を観察している。

「じゃあ…来て、アルディナ」

燐が迷った末に選んだのは赤色の長柄に黒色の刃の薙刀。
最上級契約武器だ。

『おお!またしても最上級の契約武器!!
燐選手はいくつ持っているのでしょうか』

実況者の言葉で、観客席ではざわついていた。

「さっさと終わらせる。」

燐はすぐさまユリアと距離をつめる。

「くっ…この!」

ユリアは燐に向かって大鎌を振るう。

しかし、それを綺麗にかわす。

『アイカワラズ、綺麗ジャノウ。』
「だよねー。」


天羽々斬とアーミャは言う。
まったくだ と皆も言うだろう。

「終わり。」

燐はグリムズ仕込みに薙刀を相手に射す。

急症すれすれを。

『ユリア・アーリズ選手戦闘不能により、試合修了。鈴鐘 燐選手の勝ち!!』

こうして試合はあっという間に終わった。
まさに瞬殺だ。

この後も順調に進み特別枠の昨年2位とも瞬殺で終わらせた。

『第2ブロックの1位は鈴鐘 燐選手!』

「ぅおおおおお」

各ブロックの1位~3位がトーナメントで代表4名を決める。