side柳
「天羽々斬…うそ…あぁ~」
紅葉はとにかく天羽々斬が好き。
今だって紅葉は力が入らず倒れそうになる。
「おっと」
俺は倒れかけたところで紅葉をささえる。
いつものことだがなんとかしてほしいものだ とたまに思う。
俺と紅葉が5歳のときに紅葉が天ノ羽々斬を召喚した。
召喚できたことがすごく嬉しそうに紅葉は天ノ羽々斬を見ていた。
が、契約は出来なかった。
条件が紅葉にはあっていなかった。
その後天羽々斬は虚空へと消えた。
紅葉は2日いや3日はずっと泣いていた。
契約出来なかったことに大泣き。
それを俺はよく慰めていたな。
それでも、紅葉は天羽々斬が好きでたまらない。
それだけは変わらなかった。
いつものように笑顔を見せるようになった。
泣いているときも笑顔のときなど可愛い場面を見ているのは俺だけの秘密だ。



