「やっぱり強いよねー。」
アーミャは神無月の試合を見て最強、優勝者と納得する。
「あれは重力だね。」
燐は神無月が使った魔法を瞬時に解読する。
「重力?」
アーミャは燐の話に耳を傾けた。
「そう重力。あのクロムって人が急に膝をついたときその回りの地面が少し沈んだ。
あとクロムって人が膝をついたとき何かに踏ん張ってっていた。体勢からいって重力を受けていた。」
「なるほどな。」
燐の話を聞いて納得する堺人。
「あと、あの杖はグラヴィティだよ。」
「グラヴィティ?」
燐の言葉で堺人たちは どこかで聞いたことある といった表情をしていた。
「見たことがあるのか?」
堺人は燐に目を合わせて聞いた。
「うん。見たことがある。
正式名はグラヴィティ ドミナシオン」
「グラヴィティ ドミナシオン ……
重力 支配 かー」
「そう。重力を自由自在に操れる精霊(悪魔とも)を封じた杖。その杖はこの世に4本あって、その杖と相性が良ければ使える。」
燐は自分の知識を回転させる。
「物知りだな燐は」
「確かに詳しく知っていますね。」
柳、紅葉は燐の知識に少しながら驚いていた。
「……別に……」
燐は目をそらす。
「……あぁー!だからかー」
燐の話を聞いてから黙りっぱなしだったアーミャが何かを思い出して、大声をあげながら机を バン と叩いて勢いよく立ち上がった。
「どうした?アーミャ。」
カインはアーミャを座らせるようにして、聞く。
「神無月さんの異名は 無重無心 なんだけ
(むじゅうむしん)
ど、」
「あぁ、それは神無月さんには重力は効かないそして邪念が無い(無心)だから無重無心だったかな」
堺人は珍しくアーミャに説明をする。
「異名は知らなかった。」
燐は知らなかったので へぇー と納得しながら、頭の中に保存する。



