「瞬風化(しゅんふうか)」
クロムは風をその場で作り、それを神無月に当てようとする。
規模はすごく、観客席でも風で髪が揺れたりして悲鳴もあがっている。
「……グラヴィティ、増大。」
すると、神無月が持っている肩あたりまである杖…グラヴィティが光る。
それを合図にクロムが急に膝をつき、押し潰されないようにといった感じに手をつき踏ん張っていた。
クロムが制御できなくなった風は神無月をそれて空に消えた。
「……グラヴィティ、戻して。」
また、グラヴィティが光るとクロムは踏ん張るのを止めたがそのまま倒れてしまった。
気を失ったのだ。
『試合終了。クロム選手戦闘不能により、
零堂 神無月選手の勝ち!!!!!』
『うおおおおぉぉぉぉ』
神無月は一礼してから、フィールドを後にした。
『いやー今年も一瞬で相手を仕留めてしまうとはー。さすが才華龍独立大隊 隊長
ウルマス・サリアンの1人にして昨年の優勝者だ!!!!!』
『これで、今日の杖使用魔法部門の予選は終了です。今から……』
実況者が言っているが燐は画面を消す。



