才華龍学院 Ⅰ


杖使用魔法の今日の予選は人数が1番少ないため2回戦まで。(4回戦ある)

崎守 佳奈と戦った後も中等部3年に勝ち、全国代表戦への切符を手にした。

燐たちは、学院内にあるカフェにいた。

「しかし、さっきの技はなんだったんだ?」

柳はアーミャが1回戦、2回戦で使った『カインの略奪』が気になってしょうがない。

「相手の魔法を乗っ取ったように見えましたが…」

紅葉がさっきのアーミャの魔法を思い出しながら思考を回転させる。

「んー 私が使ったのは…ふふ なーいしょ」

内緒といわれ、ガックリする紅葉、柳、堺人

「…そう言われてもやはり気になるな。」
「まーまー」

柳は諦めきれずにいたが、紅葉がそれをなだめる。

「燐とカインは知ってるのか?」
「まーな!」
「…うん。知ってる」
「やっぱり」

堺人は予想通りの答えが反ってくる。

「まー決勝に行ったら分かると思うよ。」

それまでのお楽しみとアーミャは『カインの略奪』については教えなかった。

簡単には教えられないから。