「それで、全国代表戦、学院内代表選の小隊だけですよね?」
燐はジーと扇を見る。しかし燐の言葉で扇は燐から目線を外した。
「…実はポールウェポンに出ようかな…と。」
「ダメです。いつも部下に目立つなと言ったのは師匠ですよ?師匠が目立ってはいけません。自分の階級をお考えください。」
燐はまるで扇の母親のように説教をする。本当に扇の弟子なのかというほど、言葉を投げる。
「階級は言われたくない。あや…燐少将!」
「私はグリムズから抜けました。扇中将」
燐と扇は義務的な言い合いをしていた。
「アーミャはん、姫野はん、さっきから少将、中将ゆぅとるけどグリムズの階級やったりする?」
蜘夜は恐る恐るアーミャと夕凪にきく。
「はい。グリムズにも、階級はありますよ。規模的にも光国やクーイ国の部隊と同じですね。」
夕凪が淡々と説明をする。
「やっぱり…ちゅことは扇はんと燐はんは結構お偉いさんやない?」
「……かもね。」
蜘夜はさきほどよりも恐る恐る口にする。
それを肯定する神無月。
「はい。まー位置を…かな?」
その瞬間、グリムズ以外は完全に固まってしまった。



