才華龍学院 Ⅰ


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「ってことになったからねー」
「「……師匠はバカですか?」」

ここは3大隊隊長室。この部屋はレインたちの仕事部屋のような所だ。

そこにいるのは、S-476小隊とE-017小隊の隊員だった。

扇と夕凪はレインたちS-476小隊に入って学院内選に出るらしい。

それを聞いた燐とアーミャはまったく同じ言葉を息ぴったしで言う。

夕凪は学院に長くいるため、問題はないが扇は来たばかり+グリムズの部隊長でもあるのだ。
そう簡単に表に出ていいものなのか。

「師にむかって、バカとはなんだバカとは」

扇はムーと子供のようにすねる。

「バカはバカです。仮にも師匠はグリムズの部隊長…本当は師団長ですよ?」

「えっ…師団…」

グリムズ出身以外は驚き口を開けたままだ。

「ムーそこでいうかねー。…まぁそうだけどね」

師団は大隊の上の上の上の部隊である。

「まっまさか、師団長の方だったとは」

レインは固まったまま一生懸命話す。

「いつものでいいよ!今は任務で部隊長してるから、レインたちよりもっと下だから」
「特殊ですけど。」

アーミャが付け足して言う。

余計だと言わんばかりに扇はアーミャを睨む。
しかし、アーミャは楽しそうにしていた。