もう愛情を求めない

私の心の中を悟ったのか、快くんは私の右手を優しく握ってくれた。


「大丈夫、怖い物は何もないよ。

それに俺はあーちゃんを部屋に連れていくつもり無いから」



動揺している私を、必死に落ち着かせてくれた。




そして私が彼と一緒に着いた場所は、オートロックを解除したその先の豪華な椅子が置いてある所だった。



「ここ。
結構良い場所だろ?」