もう愛情を求めない


「ねぇ、助けて!」


下校していると鬼気迫る表情で、私と同じ制服を着た女子高生に頼まれた。



あまりに焦っているので、何事かと思いその場に駆けつける。


ーーなんだ、ただウチの高校の男子がいつもみたいに脅しをかけているだけか。



被害に遭っている女子は、恐らく今隣にいる女子の友達であろう。


一か八かで私に声をかけた、という感じか。