もう愛情を求めない

そうして自分の気持ちを握り潰し、理想を言うのだ。


「こんなことしないでください!」


この前では離れてくれたのに、今日は離してくれない。


どうしてそんなことするの?

離してよ。



「嫌だよ...。

俺、手放したくない。

やっと見つけたあーちゃん。


こんなに小さくてか細い身体を震わせているあーちゃんを、放っておけるわけがないよ」