もう愛情を求めない

普通なら恐怖が生まれるが、先入観と快君が近くにいるということもあり、平常心でいられる。



そして私に頼みごとをする人は、耳打ちしてきた。



「快斗にキスしてみてほしいんだ!」


「…えぇ!!」


私が驚いているのにも関わらず、満場一致して頷かれる。



「おい、何変なこと吹き込んだよ?」


心配している彼は、私達が作っている輪に近づいてくる。



「別にー」


私に耳打ちして来た男がとぼける。