もう愛情を求めない

だから今日はこの辺でいいわよー」



私の質問に答えたチーフは、厨房の方へ消えていった。


目の前には嬉しそうな顔をする快君。


降参するように、私は彼の言う通りにすることにした。



『 お前嘘つくなよ。
男が出来たんだろ?

なぁ? 汚らわしい奴だ。

どうせその男ともヤッてるんだろ?


それかヤルために作ったんだろ?』


裏口から出て、快君に話そうとした時、咄嗟に私は義兄に言われたことを思い出してしまう。



そのせいで私の気分は落ち込んだ。


それと同時に快君と関わったらいけないのではないか、その気持ちがまた増幅する。