もう愛情を求めない

「ハァー!?
お前の奢りじゃねぇのかよ!?」


「俺そのつもりで来たんだぜ?」


「最初はそのつもりだったけどな……

財布に反対されてるから、どうしようもできないんだなー」



2人のいちゃもんに、冷静に答える男の人。



集団のやり取りに戸惑う自分。


それプラス彼らの後ろに待っている人がいない安心感。


それらが入り交じる空間だった。




「850円、ちょうどお預かりします。

ありがとうございました」