もう愛情を求めない

数分も経てば、姿を現してくれる快君。


完全に私の心は浮かれている。



「本当に来てくれたんだ、あーちゃん」


嬉しそうに駆け寄ってくる相手。


「だって会いたかったもん。 快君に」



そして私も嬉しいことを伝える。


こんなやり取りは初めてかもしれない。


だからか、快君はまた照れ隠しをしている。



「やばい、チョー嬉しい」


喜びを、体で表現してくる快君。


私を抱きしめて表現してくる彼に、私も抱きしめ返す。