もう愛情を求めない

『 私は温もりなんかいらない。


そう義母に教えられてきたんだ。


……もう、快君とは会いたくない。


会いに来ないで。

偶然すれ違ったとしても、無視して。


私はあなたの優しさに、惑わされたくない』



でも私は快君を突き放した。


きっともう快君は私と話したくないだろう。



懸けよう。



急に快君のアパートにいて、相手が私に優しい言葉を掛けてくれたら、彼にすがる。


私を見て話しかけてこなかったり、特に話したい素振りを見せなかったら、もう本当に距離を置く。