そう耳元で囁かれた。


……わからなくなった。



何で私はここにいるのか。


私は愛してもらえないのか。



こんなに周囲にバカにされる存在なのか。



私はそんな仕打ちを受けるために生まれてきてしまったのだろうか。


どう考えても、正しい答えは見つからなかった。






それから私は本当に義母からも暴力を受けるようになった。


「何であんたなのよ!」


「隠れてコソコソやってんじゃねぇよ!」