もう愛情を求めない


「ふっ。
品の無い女だな。

まぁあのジジイを相手にするには、相応しい女だ」



学校から帰ったある日の夕方。


部屋に戻ろうとノブを掴むと、義兄に言われた。


とうとうバレたのだ。



私が無理矢理義父にされていることが。



部屋を開けようとする手に力が入らない。


義父と同じで、恐怖心を与えてくる彼。



どうしようも出来ず、ただビクつき、身体を震わせてしまう。