もう愛情を求めない

...一瞬だけ、さっきも無口だった男子と目が合った。


あの人、私の名札を見ていた。


それから私の方を見て、目が合ってしまった。



少しだけそんなことを考えた私は、続けて仕事をするのであった。



疲れたー、と思いながら夜道を歩く。



そういえば今の今まで、さっき目が合った男子の事忘れていたな。


目が合うなんてよくあること。


いちいち考えている場合じゃない。