もう愛情を求めない

「よくも平気な面下げて、あたしに会いに来るわね」



「……」


何も反応しなくても、殴られることはなくなった。


だから私は罵声を浴びたとしても、反応しない。



ただ病室にある椅子に座り、義母を見るだけ。


そして少し時間が経てば、また帰る。



義弟が来れば、話は弾むのだろうが。



彼はもう義母を鬱陶しがっている。


だから病院に収容された今、家で悠々と過ごしている。